「Amazonプライムビデオ」で配信されはじめた「片田舎のおっさん、剣聖になる」
漫画作品を読んでいて、結構面白かったためアニメも期待していました。
「片田舎のおっさん、剣聖になる」のアニメの感想を述べたいと思います。
「片田舎のおっさん、剣聖になる」アニメ感想
絵はとても綺麗で、声優さんの演技も良かったです!
主人公「ベリル・ガーデナント」の平田広明さんの声や演技はピッタリとキャラに合っています。
その他の声優さん達もそれぞれのキャラに合っており、大変素晴らしく感じました。
が、しかし!
辛辣な意見になりますが、はっきり言ってこのアニメは残念の一言です。
爽快感や面白さ、ワクワク感がないのです。
そう感じた理由は以下の通りです。
全体的に地味
片田舎の道場で師範をやっている中年男で冴えない主人公「ベリル・ガーデナント」。
かなりの実力者であるが、田舎にいるが故に誰にもその実力を知られておらず、またベリル自身も自分の実力を過小評価している。
ベリルの真の実力を知るかつての弟子「アリューシア・シトラス」(レベリオ王国騎士団長)が、ベリルを王国騎士団の特別市南役として招き、徐々にその実力が発揮されていくというファンタジー物語。
主人公ベリルの卓越された実力が発揮され、様々な敵を打ち砕いていく爽快な物語になっているはずなのに、アニメは全体的に地味な仕上がりになっています。
キャラの動きも鈍い上に、変な間があるため地味さが際立って見えます。
戦闘シーンに迫力がない
肝心の戦闘シーンが迫力がないです。
スピードも遅く、爽快感がありません。
剣術の動きも硬く、キャラが棒立ちしてるように見えるのが残念。
魔法はエフェクトは良かったのですが、動きが単調すぎたり、シーンが切り替わらないため迫力がまったく感じられません。
特にエピソード3・4のバトルシーンは酷い😢
肝心なシーンがカットされている
漫画で語られていた重要なシーンがカットされたり端折られています。
- ベリルとヘンブリッツとの一騎打ちでのやりとり
- フィッセルの強盗退治シーン
- ベリルと初対面したルーシーの挑発シーンや攻撃魔法
- リサンデラのドラゴン退治エピソード
- ベリルとスレナの戦闘シーンの一部
- ゼノ・グレイブルとの戦闘シーン
キャラの心情や敵との戦闘。
なによりも主人公ベリルの実力が全くと言っていいほど表現されておらず、ちょっと強いだけのおっさんになっているのは、かなり萎えます。
結論
「片田舎のおっさん、剣聖になる」はかなり面白い作品です。
ストーリーやバトルシーン、各キャラの魅力がたっぷり詰まっているのは漫画であり、アニメはお勧めできません。
見るのであれば、漫画を読んだほうがいいです!
Amazon unlimitedのサブスクに入れば2巻まで読めます。
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