幸せのための転職

転職と言うとなぜかマイナスイメージを持ってしまいます。

同じ会社に長く働いていると偉いという固定概念があるのでしょうか、転職を繰り返す人に対しての偏見の目があります。

昨年までの私もそういう考え方で、以前の会社は20年以上も勤めていました。

嫌な上司に追い詰められ、心の病気になって辞めることにしました。

転職してみるといろんなことが見えてきます。

人間関係や仕事内容、会社の理念などが自分に合っているか否か。

今年になって2社ほど転職をしたのですが、いづれも自分には合っていない気がします。

それで、今回も再び転職をしようかと考えだしました。



人生は一度きり

人生は一度きりしかない。

だから他人の目を気にせず、人生を謳歌しなければならない。

よく聞くフレーズですね。

私は長男として生まれ、実家を継ぎ、親からは兄弟の模範になるようにという強烈な意識を植え付けられています。

そのためか、親の期待、上司の期待など他人の目を異常に気にしているように思えます。

それで自分の人生を生きていると言えるのか?

最近はそう思うようになりました。

退職や転職も親や上司のことを考えてしまい、いつも躊躇していました。

今回の転職しようという行動は、親はどう思うかと気になっています。

わずか半年で転職しようとしているため、親はどう思うか?

田舎暮らしのため、世間がどう思うか?

会社の上司に退職の意向を伝えた時、どういう反応をされるのか?

意識は他人ばかり。

私の心の中はどう思っているのか?

正直な気持ちは、今の会社で働いていて、将来幸せになれない。

そう心の声が聞こえます。

自分の人生なのですから、自分の心の声に従おう。

そう考えるのです。



今までと違う仕事に転職しよう

今までは接客などのサービス業に従事してきました。

平日が休みで、GWやお盆・年末年始は仕事です。

なぜか転職先を同じような環境のものを選んでいたことに気がつきました。

いつもGW・お盆・年末年始の時に、他人が休んでいることを羨んでいたのに、なぜかその時期に仕事をする職種ばかり選んでいました。

今思えば、自分でもなぜ?と考えるようになりました。

こういった疑問から今回転職を考えるようになりました。

現在の働いている会社での仕事は食品を作るものであり、休みはオードブルなどの注文が入った場合に変更になるため、いつも2週間先の予定しかわかりません。

そのため、休みの予定がなかなか立てられませんし、連休があまりなく、働く時間もバラバラなので、そういった環境に疲弊してきました。

土日祝祭日(GW・お盆・年末年始休日)のところであれば、休みは決まっていますし、予定も立てやすい。

地元の集まりや作業にも参加できますし、土日と連休も取れるため、充実した生活も送れる。

現在は、リクナビNEXTで土日休みの会社を選んで応募しています。



給料の良いところを選ぶべき

転職する際に、低賃金でいいから気楽に働けるところにしようと思って現在の会社に応募して転職しました。

その考え方が間違えていました。

仕事をする1番の理由は、自分の生活や家族のためです。

会社のためでは決してないのです。

給料が低ければ生活水準も低くせざるを得ないですし、自分が惨めに感じられます。

これから転職を考えている人にアドバイスを送るとすれば、妥協せず、高収入なところを選ぶことが言えます。

自分はスキルがないから低賃金なところしか選べないといったネガティブな考え方は捨てて、とにかくチャレンジすることですね。

転職サイトで探せば、きっと自分の理想の会社が見つかるはずです。

自分で自分を落とさずに、自信を持って転職先を選んで応募することですね。



会社の理念・理想なんか知ったことではない

会社の理想や理念を押し付けてくるようなところは、はっきり言って働き手にとっては関係ないよ!って思います。

自分の生活のために働くのに、なんで会社の理想を押し付けられないといけないのか?

そんなのドラマの中だけでやってろと言いたいです。

現在働いている会社がまさにそうで、いろんな会報を作っており、強制的に顔写真を撮られ、紹介文を書かされて記事にされました。

こちらが望んでいるわけでもないのに会報に載せられ、いろんな人に見られるなんて、プライバシーも何もあったものではないです。

私はひっそりと暮らしたいのに、公に自分を公表されるのはちょっと違うと思っています。

会社では顔写真の名札を付けることが義務付けされていますが、今の時代は名前すら出さないことが当たり前になってきているのに、古いしきたりを続けているのにも疑問を持っています。

また、発表会にも人数を集めるために半強制的に参加させられた上に、それが休日扱いであることをあとで知った時には「はい?休日扱いで参加させられるの?令和の時代に?」と憤りを感じました。(交通費だけはでました)

他の職員の人が改善を求めたらしいのですが、却下されたということで、労働基準法やぶりの昭和的思考がこの会社にあると感じました。

こちらは低賃金で働いているのに、会社から求められる要求がでかいと感じたことも転職しようと思った理由の一つですね。

もう少し給料が高ければ、頑張る気力もあるのですが、最低ラインの給料ではやる気も出ませんし、昇給もしょぼいため、転職した方が自分のためだと思うようになりました。



慣れという恐ろしい習慣

転職したから気がついたのですが、今の会社で働いている人たちは文句は言うものの、転職せずに長く働いている人たちが多くいます。

正直「よくこの低賃金で会社の要求に応えて働いているな」と感心するくらいです。

他の会社を見れば、もっと良い条件のところもありますし、上司の資格やスキルをみれば、もっと良いところを狙えるよね?なぜ転職しようと考えないのか?と疑問に思ってしまいます。

これが「慣れ」という恐ろしい習慣なのか。

会社が組織的に、そして意図的に洗脳していることもわかります。

私も以前長期間勤めていた会社では疑問に感じなかったのですが、いざ転職してみれば、世界が違って見えるようになりました。

「我慢して続ければ、きっと良い待遇になる」

「会社のために働けば、結果自分のためになる」

「自分が頑張れば、会社のため、仲間のためになる。そして世の中のためになる」

幻想です。

それはテレビなどによる洗脳ですね。

私がはっきり言えることは「目を覚した方がいい」ということです。

会社のため、仲間のために自分を犠牲にしても何の成果もありません。

結果としてボロボロになって、自分自身が病んでしまったとしても、会社は補償してくれませんし、自分が倒れてしまっても会社は普通に続いていきます。

「私ががんばらないと会社が困る」ということは一切なく、あなたがいなくなったとしても、会社は別の人を探して普通に続いていくのです。

この事実に気がついたら、自分を犠牲にしてまで働くことは馬鹿らしいと感じられます。

自分が苦しいのであれば、さっさと好条件の会社に転職して、楽々と稼いでプライベートを楽しんだ方がいいのです。

*ただし、いい加減な働き方をしろと言っているわけではなく、自分が楽しめるものを選んだ方がいいという意味です。



私が頑張らなくてもいい

勘違いしてほしくないのですが、仕事を適当にしろと言っているわけではないのです。

自分自身をボロボロにするまで我慢して働くことをやめなさいと言っているわけです。

人生の目的を間違えない方がいいと言うことです。

なぜ働くのか?

1番は自分のためです。

自分が幸せな状況でなければ、家族や友人・周りの人に幸せを与えることはできません。

まずは自分が幸せな状況にならなければ、心の余裕がなければ人生を謳歌できませんし、他人に幸せを分け与えることなんてできないのです。

まずは目覚めることです。

何のための人生か?

それを考えれば、今の状況が良いのか悪いのかが判断できるようになります。

心を病んでまで会社のために働く意味があるのか?

まったくありません。

会社はあなたがどうなろうが知ったことではないのです。

あなたが頑張ろうが転けようが、会社はふつうに続いていくのです。

ならば、意識を自分自身に向けた方が正しいということがわかってきます。

今の会社勤めが辛いのであれば、転職しましょう!



おまけ

会社勤めが嫌なら、起業すればいいじゃないか!

そういう声もありそうですね。

私は起業したことがないため、そうした意見は出せません。

起業を考えたい方は他のサイトを検索して探してみてください。

もし、私が起業して独立した際には、記事にしたいと思いますので、そのときはよろしくお願いします!

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