私の実家は田舎にあり、山や田畑などの土地を所有しています。
4月になるとワラビやタケノコなどを収穫しています。
んで、収穫したワラビの画像がこちら
今年は結構な量が収穫できました。
ワラビは何度も生えてくるため、4月から5月までの間、じゃんじゃんと収穫できます。
このワラビを灰汁抜きをして、味噌汁に入れて食べると美味しいです♪
子供の頃は苦手で食べなかったのですが、大人になるとこういった旬のものが美味しく感じられるので不思議ですよね。
ワラビとは?
Wikipediaによれば、ワラビはシダ植物の1種で、草原・谷地。原野などの開けた日のあたりの良いところで繁殖しているらしいですね。
春から初夏まで新芽がでており、日本・中国・朝鮮半島で食用とされているみたいです。
ウチは茶の木を植えている場所に多く生えており、茶の木からすぐ隣の陽のあたりがいいところには生えておらず、なんだか不思議な感じがしています。
酸性土壌を好むらしいので、茶の木がうまい具合になっているのかな?と思っています。
山に入ればスズ竹(幅2〜3cmの細長い竹)が多く生えているのですが、そこを草刈機で切って開けた状態にした翌年にはワラビが繁殖してるときもあるため、定期的に草刈機でスズ竹を切る作業を行ったりもしています。
ワラビの味は?
味噌汁に入れてしか食べたことがないのですが、味はほんの少しだけ苦味を感じる感じですが、食感はコリコリとした感じで歯応えも良く、大人の味って感じがしますw
ふわっとした感想で申し訳ないのですが、体に良さそう!って思えます。
ワラビの栄養素は?
ワラビにはビタミンB2・ビタミンE・βーカロテン・食物繊維・葉酸が含まれているそうです。
ビタミンB2
皮膚や髪の毛の発毛を促す作用がある。*子供の成長期に重要な栄養素。
肌荒れやニキビを抑制する働きもある。
ビタミンEとβカロテン
抗酸化作用を持っており、体内で発生する活性化酸素の働きを抑えたたり除去したりする働きを持っている。過剰に発生した活性化酸素は脂質の酸化を促進し、動脈硬化やガン・老化の原因ともなるため、抗酸化物質の摂取がとても大切。
*活性化酸素とは、呼吸によって取り込んだ酸素の一部が通常よりも活性化した状態のこと。八卦九から作られる活性化酸素は細胞伝達物質や免疫機能としての働きがある。しかし、外部要因などの原因で活性化酸素が多くなる場合もあり、抗酸化防御機能とのバランスが崩れることにより、酸化ストレスにさらされることにより、老化・疲労・各種疾患などが引き起こされてしまうこともある。
食物繊維
腸のぜん動運動を促進したり、腸内細菌のエサになって整腸作用を促してくれる。
葉酸
妊婦初期に必要とされており、葉酸不足で胎児の神経管閉鎖障害の原因となる可能性がある。
ワラビの選定
ワラビは生え始めの柔らかい時が収穫しやすく、味も美味しいです。(葉が開いたりして硬いものは味も落ちてしまいます)
特にうぶ毛がたくさんついてるものや葉が開いてないものがいいですね。
ワラビ料理
私のウチは味噌汁に入れて食べています。
その他、油で揚げて煮物で食べたり、豚バラ肉と合わせて炊き込みご飯にして食べる調理方法もあるみたいです。
ワラビの地下茎をほぐして水にさらし、澱粉を取り出して乾燥させるとワラビ粉になり、それを使ったワラビ餅も作れるみたいです。ただし、ワラビ粉を作るのは大変で、10kgのワラビからわずか70gしかできないため、かなり希少で高価らしいので、ワラビ餅に使用している粉はワラビ粉以外のものを混ぜて作ってるそうです。
ワラビの保存方法
ワラビはあまり日持ちはしないので、なるべく早めに処理して食べた方がいいですね。
灰汁抜き(*必須!)して、冷蔵庫で2〜3日の保存が可能みたいです。
ただし、気温が高いときなどは、できるだけ早く食べるようにしたほうがいいです。
ワラビには中毒がある!?
Wikipediaからの引用ですが、牛・馬・羊などが食べてしまうと中毒症状を起こしてしまうそうです。
また、人間でもしっかりと処理しないと逆に体に悪いみたいですね。
そのまま食べると中毒を起こしたりもするそうで、ビタミンB1を破壊する酵素があるとい恐ろしいお話も。。。
間違ってもそのまま食べないようにしてくださいね。
*子供とかはふざけて食べてしまう恐れがあるので、注意が必要です。
ワラビは灰汁抜きすれば大丈夫!
灰汁抜きすることによって酵素や発がん性物質プロキロサイドを取り除くことができるみたいです。
そのため、必ず灰汁抜きを行いことが絶対です!
まとめ
- ワラビは春〜初夏までに収穫できる旬の食べ物
- 葉が開かず柔らかい(うぶ毛がある)ものを選んで収穫する
- ワラビは食物繊維など体に良く・美肌・整腸作用・老化を防ぐ抗酸化作用もある
- 灰汁抜きしないと中毒や発がん性物質があるので、必ず灰汁抜きをすること
- 保存期間は短いため、収穫後にできるだけ早く食すこと
ワラビは旬な食材であり栄養素があるため、旬である春から初夏にできるだけ食べた方がいいですね。
ただし、いくら体に良いからといって、毎日大量に食べるのはNGです。
なんでもバランスよく食べることが健康にいいものです。
また、ワラビが生えているからと言って、勝手に人の所有している山に入って収穫することもダメですので、土地を所有してない方はスーパーなどでご購入くださいね。
それでは、またお会いしましょう!